宝石の気質を持った高貴な人。人付き合いは苦手?

美しく輝く宝石のような気品があり、
他人から軽んじられることがない辛日生まれさん。

 

プライドが高く世間体を気にするので、
人によっては「付き合いにくい」と感じるかもしれません。
一体、どんな日干の相手なら良好な関係を築けるのでしょうか!?

 

 

辛×甲 △ 傷つけ合う前に距離を置こう!

宝石と樹木の組み合わせ。
土の中に埋まっている鉱物が樹木の根っこに触れることがあるように
辛日生まれが甲日生まれにスリリングな刺激を与えるような関係です。

 

辛から見て甲は妻星・父星にあたりますので、
甲日生まれが辛日生まれを引き立てるという側面もありますね。

 

一方で、辛日生まれが甲日生まれを傷つける場面も多くなりそう。
特に、甲が身弱の場合はそのような傾向が強くなります。
「このままだとマズイ」と思ったら
互いに距離を置いてつきあったほうがよさそうな相性ですね。

 

 

辛×乙 △ 距離感次第で有益にも、重荷にもなり得る相手

宝石と草花の関係。
辛から見て乙は妻星・父星にあたりますので、
乙日生まれが辛日生まれに恩恵をもたらすような関係性になります。
それはお金に関することであったり、人脈であったり。
いずれにしても、乙が辛にとって有益が相手であることは間違いありません。

 

ただ、乙が身弱だと、辛の鋭さが乙を傷つけてしまう場面が多くなります。
辛が乙を支配するという関係性に陥りやすいのが心配なところですね。

 

逆に辛が身弱だと乙の親切が重荷になるかもしれません。
適度な距離が必要な二人です。

 

 

辛×丙 ◎ 相思相愛の仲!でも、強すぎる愛は危険です。

宝石と太陽の関係。
日の光が宝石を美しく輝かせるように、
丙日生まれさんが辛日生まれの魅力を引き出すような関係性です。

 

辛と丙は干合の組み合わせなので、理論的にも相性はバッチリ!

 

とはいえ、辛が身弱で丙が身強の場合は
その引き立てを「束縛」と感じてしまうかも。
太陽光で変色したり割れたりしてしまう宝石があるように、
丙日生まれの強すぎる愛情は危険です。

 

 

辛×丁 △ 恩恵は受けられる!けど、じわりじわりと怖い関係・・・

宝石とロウソクの火の組み合わせ。
庚から見て丁は目上星にあたりますので、
仕えて気に入られれば様々な恩恵を受けることができるでしょう。

 

ただ、太陽の「光」を象徴する丙とは違って、丁が象徴するのは「火」です。
時に火は宝石を焼き割ってしまうことがありますので、
丁日生まれの強すぎる愛情に注意が必要な相性ともいえますね。
特に、身弱の辛、身強の丁という組み合わせは危険です。

 

 

辛×戊 ◎ 力をもらえる頼もしい相手!

宝石と岩石の組み合わせ。
「土から鉱物を生ずる」という関係で、
辛から見れば戊は母星にあたります。

 

ゆえに、戊日生まれが辛日生まれにあれこれ世話を焼いてくれるような
母子のような関係になりやすい2人です。

 

戊日生まれにとっても「育てる喜び」や
「与えることで得られる自己効力感」を高められる関係ですが、
辛が身強で戊が身弱だと自分ばかりが損をしているような、
自分(戊)ばかりが相手にエネルギーを奪われているような感覚に陥りがち。

 

四柱推命上ではそのような関係性にあることを自覚して、
奪われ過ぎないように注意しましょう。

 

辛×己 △ 違うからこそ惹かれ合う二人!

宝石と畑土の組み合わせ。
滋養たっぷりな土の中で鉱物が育っていくように、
己日生まれが辛日生まれに多くの恵みを与えるような関係になるでしょう。

 

プライドが高く見栄っ張りな辛日生まれからすれば、
お人好しで内面重視な己日生まれは全くタイプの違う相手に思えるでしょう。

 

せっかちな庚日生まれは、マイペースな己日生まれに対して
イライラすることもあるかもしれませんが、
互いに違うからこそ惹かれ合う二人でもあります。

 

辛日生まれが身弱の場合、特に良い相性となるでしょう。

 

 

辛×庚 △ よき友、よきライバル。だからこそぶつかる二人

同じ「金」の性質を持つ者同士、ライバル関係になりやすい組み合わせ。
ただ、庚が兄、辛が弟分という関係を築くことができれば
難局を一緒に越えられる頼もしい相性となります。

 

鋭く硬派な庚が、デリケートな辛を守る。
そんな関係性が理想的ですね。

 

身強同士だとライバル心がメラメラで衝突も激しくなりますが、
片方が身弱だとパワーバランスが取れます。
どちらかといえば辛が庚に傷つけられるケースが多いので、
適度な距離が必要な二人ともいえそうですね。

 

 

辛×辛 △ 細かいことに気づく者同士、助け合える!

全く同じ気質を持ったもの同士。
しかもどちらもプライが高く負けず嫌いの見栄っ張り・・・
どうしたって対立する場面は多くなりそうです。

 

ただ、神経質で細かい部分が気になるのは二人に共通する性質。
ゆえに、ズボラな相手と仕事(もしくは生活)するよりは
ストレスを感じないのではないでしょうか。

 

もともとはクールで熱くなりにくい星ですが、
身強同士だとどちらも引かずに対立も激化します。
片方が身弱だと友人としても恋人としても良好な相性!

 

 

辛×壬 ◎ 互いにメリットのある好相性!

宝石と水の関係。
土に汚れた宝石が、水の流れによって清められるように、
壬が辛に恩恵をもたらすような相性です。

 

また、「金は良質な水を生ずる」とも言われるように、
辛が壬に恵みを与えるという側面もあります。
つまり、互いにメリットのある交際ができる関係だということですね。

 

とはいえ、じっくり慎重派の辛と
勢いで動く壬とでは意見が食い違うことも多くなりそう。
その違いを受け入れ、相手のペースを尊重する気持ちを持つことが大事ですね。

 

 

辛×癸 △ 親切心が相手をダメにすることもある?

宝石と雨水の組み合わせ。
辛から見て癸は子星にあたりますので、
あれこれ世話を焼いてあげたくなる相手です。

 

いろいろと教えてあげたり助けてあげたりしますので、
癸日生まれのほうも辛日生まれを頼りにするようになるでしょう。

 

しかし、辛の献身的な愛情は、
身強の癸のわがままを助長する可能性もあります。
辛日生まれからしてみれば、
移り気で不安定なところがある癸に対して
疲れてしまうこともあるかもしれません。

 

互いのペースを尊重し、
何をすれば本当に相手のためになるのか?
どこからはやり過ぎなのかを見極めながら付き合うこと!

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