緊張してしまうのはナゼ!?

一緒にいるとナゼか緊張してしまって
言いたいことの半分も言えない。
実力の半分も出せない。
いつも相手の目が気になって、思いっきり素の自分を出せない。

 

・・・それが、相性偏官の特徴です。

 

他の相手の前ならズケズケと好きなことを言えるあなたも、
相性偏官の相手の前ではなぜか萎縮してしまうでしょう。
言葉で説明できない妙なプレッシャーを感じてしまい、
言動がぎこちなくなってしまうのです。

 

相手も相手で、
あなたに対してあれこれ無理な要求をしてきたり、
干渉したり、束縛したり。
それに対して、相手に好かれようとして顔色を伺ったり
無理をしてしまったり。
客観的に見てもあなたのほうが圧倒的に損をしている相性です。

 

にもかかわらず相手を好きになってしまい、
色々なことを犠牲にしたり耐えたりする関係にもなりがち。
自分に対して強気なその態度が、
頼もしく思えることがあるようなんです。

 

そして、一度好きになるとなかなか離れられないという
ちょっと不思議な相性でもあります。
いえ、離れようという強い意思があれば離れられるのですが、
どういうわけか相性偏官の場合はそれができません。
「離れられない」と自分で自分に暗示をかけてしまうんです。

 

実はとんでもない誤解なのですが、そこが相性の面白いところであり、
時には怖い部分でもあるんですよね。

尽くしても報われない

 

あなたのほうが割に合わない付き合い方をしてしまう相性偏官。
別に身分制度があるわけではないのですから
自分の好きなようにふるまって良いはずなのに
相性偏官の相手の前ではどうにもそれができません。

 

これが男女の恋愛関係となるとさらに顕著で、
あなたのほうがツライ立場に立たされることになります。

 

相手の勢いに負けて付き合い始め、
さんざん尽くされるような形になって捨てられたり。
虐げられるのが好き、というマゾ気質がなければ、
相性偏官の恋はハッキリ言って無理!です。

 

傍から見ていても「ちょっとヤバイ関係」に見えてしまうので、
「あの人はやめたほうがいいんじゃない?」と
親しい人から助言されることも多くなるかもしれません。
ですが、本人は「別れられない」「あの人から離れちゃいけない」
と思い込んでしまうのが困ったところですね。

 

身体の関係においても、あなたが一方的に尽くす相性。
相手に求められるがまま、
相手を喜ばせることに一生懸命になる関係で、
セックスを楽しむという要素は全くありません。

 

いろんな意味でひたすら奉仕、我慢我慢の連続の相性ですが、
それでも、相手のカラーに染まる自分に陶酔することもあるようで。

 

いずれにしても相性偏官の恋は
一方的にエネルギーを奪われる恋になりますので
付き合うのであればその覚悟は必要。
根性を据えて、マゾっぽい感覚を楽しむくらいの気持ちでいないと
精神的につぶされてしまいますよ。

ハッキリ言って、相性が悪い。

ここまで読んでお気づきかと思いますが、
相性偏財の二人は、世間的な基準からいえば
相性が悪いと言っても良い2人。
少なくともあなたにとっては、
付き合ってもあまり得することがない相手です。
それは、自分自身でもうすうす気づいているのではないでしょうか。

 

友人関係やビジネスパートナーとしてであっても、
あなたは常に、相手に対して
「なんとなく、敵わない感じ」を抱き続けることになるでしょう。
自ずと態度もビクビクした感じになり、
それが余計に相手をイラ立たせてしまいます。

 

結果的に、相手の(あなたに対する)言動もキツくなりがちですし、
あなたは萎縮してしまうし・・・と、あまりいいことがない組み合わせ。
お互いに得るものはないので、
ちょっと距離を置いて付き合うほうがいいですね。

 

一緒に仕事をしなければならない相手だとしても、
なるべく一緒にいる時間を少なくするとか、
相手に誰かもう一人加えて、仲介してもらうとか。
あなたのほうがそうやって身を守る工夫をしないと、
持っている能力を生かし切ることができません。
せっかくのチャンスも生かせなくなってしまいますよ。

 

私も経験があるのでよくわかりますが、
相性偏官の相手は本当に無自覚にあなたのエネルギーを奪います。
私にとっては、子供の頃の体験がトラウマになってしまうくらい。
今でも私の自己肯定感が低いのは、
幼少期に出会った相性偏官の人の言動が強く影響しているんです。

 

当時は子供だったこともあって全く気付きませんでしたが、
今考えると、おかしいですよね。
なぜ、自分だけがエネルギーを奪われなければいけないのか。
その人の私に対する接し方は
客観的に見ても理不尽なことが多かったのですが、
当時の私はそれに対して反発も拒絶もできませんでした。

 

そのくらい、「奪う」「奪われる」の相性は強烈!
相性の恐ろしさを身をもって知っているだけに、
新しく出会う相手との相性にも敏感になってしまったんです。

 

相手が年下であっても油断できない相性ですから、
自分の身は自分で守りましょう。

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