性格傾向の違いを理解して、付き合い方を工夫しよう

仕事でもプライベートでも、人付き合いというのは難しいものですよね。

 

「この人ってどうしてこうなんだろう?」
「なんで、こんなにわからずやなんだろう」

 

と混乱する場面も多いと思いますが、
全く違った運命を持って生まれ、
全く違った環境で育ってきたわけですから、
考え方が違うのも当然。
基本的には、人と人は分かり合えないものだと思っていたほうが
イライラせず穏やかに過ごすことができるのかもしれません。

 

しかし、完全に相手を理解するのは難しいまでも、
「こういう思考傾向がある人」
というのが分かれば、どう扱えば衝突を避けられるのか
なんとなく見えてきますよね。

 

相手が持って生まれた基本的な性質、性格傾向を知りたいならば
四柱推命にヒントがあるはず!
このサイトでもお伝えしてきたように
生年月日から導きされる「日干」にはその人の性格が表れます。
ならば、相手の日干の性質を理解しておけば、
付き合い方のコツみたいなものが見えてくるのではないでしょうか。

日干別 付き合い方のポイント

では、気になるアノ人はどんな性格の持ち主で、
どう扱えばお互いに気持ちよくお付き合いできるのでしょうか。

 

まずはコチラのサイトで相手の日干を割り出してみましょう。

 

甲(きのえ)

空に向かって真っすぐに伸びていく樹木のような性質を持つ人。
曲がったことが嫌いな頑固者なので、
ズルいことをしようとする人は許せないタイプ。
この人の前では、人の悪口や噂話は避けたほう良いでしょう。

 

また、自分のペースを乱されたり
自分なりのやり方を批判されることを極端に嫌います。
あまり干渉し過ぎず、持ち上げて好きなようにやらせていてほうが
良い結果につながるはずです。

 

 

乙(きのと)

たくましい雑草のイメージ。
樹木のように自らの力だけを上を目指すというよりは、
蔦のように周囲の力を借りて伸びていくタイプです。

 

周囲との和合や仲間との協調をなにより大切にするので、
仲間外れにされるとイジけます・・・。
この人にだけ声をかけなかったことがバレると深く傷つきますので、
その点は配慮してあげましょう。

 

 

丙(ひのえ)

太陽のように明るく、情熱的なタイプ。
楽観的であけっぴろげ。あまりクヨクヨすることはありません。
逆に言うと、湿っぽいのが苦手な人ですから、
この人の前ではあまりネガティブなことを言わないほうが良いかも。

 

やはり仲間と集うのが好きですが、広く浅くという感じ。
深入りする関係は望まないので、
ちょっと距離を置いて付き合うくらいがちょうど良い相手です。

 

 

丁(ひのと)

静かに燃えるロウソクの火のような人。
一見、物静かな印象ですが、火であることには違いありません。
何かキッカケがあれば火事につながる可能性も秘めているわけで。
そのような意味で「二面性のある人」と解釈されています。

 

不満が溜まると爆発してヒステリックになったりするので、
日頃から気持ちをうまく引き出してあげることが大切。
本音で向き合えるような関係を築くことができれば
大爆発は避けられるでしょう。

 

 

戊(つちのえ)

どっしり構える山、岩のような気質を持った人。
真面目で、落ち着いた雰囲気を持っている方が多いです。
大らかで楽天的、来る者拒まずな安定感があり、
不思議と人を引き付ける魅力があります。

 

山のように自ら動くことはあまりなく、
相手を自分のペースに巻き込むタイプ。
一度決めたことはめったに変えない信念の持ち主なので、
この人を動かすのは難しいでしょう。
一方的になにかを押し付けるのではなく、
この人のペースで、自分の意思で動いてもらえるように
うまく誘導するような付き合い方がポイントです。

 

 

己(つちのと)

栄養たっぷりの畑の土をイメージさせる気質。
環境変化にも柔軟に対応することができ、
また様々なことをぐんぐん吸収して
自分のものにしていく器用さを秘めています。

 

来る者拒まずで一見お人好しのように見えますが、
実はしたたかで計算高い面も。
なんでもOKな人だと思って付き合っていると、
後で思わぬ反撃を食らうことになるかもしれませんよ。

 

また、器用貧乏で迷いやすいところがあるので、
大事な決断はサポートしてあげると良いでしょう。

 

 

庚(かのえ)

金属のようなカタさと鋭さを持つ人。
決断力に優れ、物事をばっさばっさとぶった斬っていく潔さがあります。
人に厳しいので、敵を作りやすくトラブルメーカーになりがちな面も。

 

しかし、自分が認めた相手に対しては絶対的な誠意を見せます。
この人とうまくやりたいのであれば、それなりの自分磨きが必要。
自分を高める努力や意思を見せることで信用を得ることができれば
意見も聞き入れてもらえるようになるでしょう。

 

やや性急で考える前に行動して失敗してしまったりするので、
そこをうまくコントロ―ルしてあげられるような存在になれるのが理想的ですね。

 

 

辛(かのと)

繊細で宝石のような存在。
生まれながらに、周りから大切に扱われる不思議な徳を持った人です。
当然、プライドが高く見栄っ張り。
なので、プライドを傷つけるような発言は避けましょう。

 

神経が細やかで小心者、
傷つきやすかったり意思が弱かったりと
少々めんどうくさい性質を秘めた人でもありますが・・・。

 

また、宝石は誰かが磨いてあげることで美しさが増していきます。
うまくおだてて気持ちをアゲてあげれば、期待以上の力を発揮します。

 

 

壬(みずのえ)

たっぷりと水をたたえた海のような性質を持った人です。
常に流動し、自在に形を変える水のような柔軟性が持ち味。
人とよくなじみ、自然とリーダー的な立場に立つことも多いでしょう。

 

相手に合わせて自分を柔軟に変えられる人なので、
優しくしてほしいのであれば優しく、思いやりを持って接することが大事。
決壊すると手がつけられなくなるような怖さを秘めた星でもありますから
不満を溜めないように配慮してあげましょう。

 

また、水は一つ場所に固定されると淀みます。
壬の人も自由を愛し束縛を嫌いますので、
締め付けて行動を制限するようなことがないように配慮しましょう。

 

 

癸(みずのと)

一滴一滴を積み重ねて流れを作る、雨水のような気質を持った人。 
勤勉にコツコツ努力できるのが強みです。
一見、神経質なタイプにも見えますが、
大地に浸透していく雨水のようにしたたかでたくましい性質を持っています。

 

ピュアで誰にでも公平に、親切にできる「恵みの雨」のような人ですが、
相手によってはキビシイ態度を取ることもあります。
ちょっと細かいところがあるので、大雑把な人やいい加減な人はキライかも・・・。
この人の前では、「テキトーでいいよ!」みたいな発言は控えましょう。